開業の手引き

コインランドリーは、毎日着実に伸び続けている
将来性あるビジネスです

店舗数の推移図 イメージ

図:コインランドリー店舗数の推移

本業としてもサイドビジネスとしても

コインランドリー経営者は、空き店舗を利用して新しく始める、サラリーマン生活に別れを告げてオーナーになる、コンビニエンスストアの一角にランドリーを増設する、といった具合に新規参入もたいへん増えています。本業としても、サイドビジネスとしても好適で、複数店舗の経営者も増えつつあります。

競合時代を乗り切る

店舗数が増えれば、同一地域に競合店が存在することを避けられなくなります。そこで、他店との差別化の努力がもとめられます。「清潔、快適、便利」を単なる合い言葉にせず、心のこもった管理・点検・清掃を実行していきたいものです。コインランドリーという一般名でなく、独自の店名や愛称で呼ばれるような<選ばれたお店>にしていく心がけこそ大切です。

繁盛店を目指すために必要なこととは?

立地条件は?売上は?店舗設計は?

ここの立地条件は?売上げは?

出店のご相談にはベストプランでお応えいたします。
コインランドリー業の先輩アメリカの資料を見ても、「売上げが悪いのは立地条件が悪いか、経営の誤りに起因する」「コインランドリーにとって最も重要なことは、一にも二にも三にも立地条件である」と指摘しています。立地条件とは、周辺居住者の状況、商売地域とそれに伴う人の 流れ、他店との競合などを総合していいます。コンビニエンスストアなど、集客力のあるお店の近くは、コインランドリーの立地条件として最適です。居住者の人数、職種や所得階層、通行人の人数などを調査し、出店計画を確実なプランに練り上げていきます。

店舗の設計は? 内外装工事は?

すべてをクリアにする経験と技術をもっています。
どんな商店でも入りやすい店、入りにくい店がありますが、コインランドリーも例外ではありません。外部から内部が一望できて、照明が明るく、しかもちょっとおしゃれで、クリーンな感じのお店にしたいものです。店内に暗いところがあってはなりません。天井は吸音効果のあるものを、また床は水や汚れに強い材料を使用します。インテリアもセンスのよい物を選び、魅力的な店舗作りをいたします。

開店準備は?接客術は?保守管理は?

開店準備や宣伝方法は?接客術は?

より効果的な営業ノウハウを提供いたします。
コインランドリーは「待ち」の商売といえます。だからこそ店舗そのものが常に清潔感と爽快感あふれるメッセージを発しているように設計デザインされている必要があります。看板は遠くからでも目立つように。ドアや窓は喫茶店や美容院を思わせるようなおしゃれ感覚で。新しく開店するときや機械設定を更新するときなどは、チラシを作って積極的に「撃って出る」ことも考えたいものです。開店準備、オープニングチラシの制作、利用者への店内インフォメーションなどは、私たち株式会社ニドの豊かなノウハウをいつでもご利用いただけます。

保守管理は?アフターケアは?

電話一本でただちに当社エンジニアが伺います。
コインランドリーが成功するかどうかを左右するものとして、お店が清潔であることと管理がゆきとどいていること、大変重要な要素になります。厚生省も一部のコインランドリーに衛生上必要な事項をあげて「衛生指導要綱」というものを決めています。この指導要綱に対応する機器設備は、私たち株式会社ニドに安心してお任せください。ただ毎日の清掃と点検はオーナーの方で心がけてください。万一、機器の故障やアフターメンテナンスが必要になったときは、電話一本でただちに参上、その日のうちに修理できる体制を整えています。

繁盛するコインランドリーに共通する7つの条件

1.きちんと整理整頓された清潔なお店

管理の悪い不衛生なお店で客離れが生じ、管理の行き届いたクリーンな店だけが生き残り、繁栄しているのは、アメリカでも日本でもすでに証明済みです。まず、外観はどうでしょうか。看板が壊れたままではイメージは台なしです。店内では、床や棚にホコリがたまっていないか。洗濯機のフタに飛び散ったりコビりついたりしている洗剤類は、特に不衛感を与えます。灰皿や雑誌類も、きちんと整理。清掃は毎日し、汚れのひどいところは逆性石鹸を水で薄めた消毒液でふくのがコツです。

2.お湯を出す設備があるお店

水よりお湯の方が汚れの落ちがいいことは誰でも知っています。水温が上がれば、洗剤中の界面活性剤の働きが活発になるからです。また、お湯には殺菌効果もあるので、衛生的にもすぐれています。ともかく若い女性、主婦層には、理屈ぬきで給湯式の洗濯機に人気が集まります。

3.ゆったりした待合い 空間のあるお店

コインランドリーに対する利用者の意見には「店がせまい」「混んでいてすぐ使えない」などが多く、まず店舗のスペースを広くとることが第一でしょう。そのうえで、できることなら雑誌を読んだり井戸端会議風の語らいができる待合いコーナーがゆったり設けられれば、コミュニティランドリーとして多くの人々に親しまれることでしょう。

4.大型洗濯機など充実した設備を持つお店

「大きなものが洗えるから」「沢山のもの、まとめ洗いができるから」と言う理由で、コインランドリーを利用する人が増えています。単身者から主婦へ、ファミリーへと、利用者層を広げるには、機器の大型化は避けられないニーズです。乾燥機もしかり。また、スニーカーやペット専用の洗濯機、コインドライ機、コインシャワーなど、設備機器が幅広く充実してくれば、利用者層もそれだけ拡大することは間違いありません。

5.機械の故障などにすぐ対応できるお店

「ときどき故障して困る」「故障したり、停電したりしても連絡がとれない」という利用者の苦情を解決できないお店は、間違いなく客離れしていきます。老朽化した機械は早めに入れ替える。故障に気がついたら、すぐに株式会社ニドへ電話する。そうすれば、すぐに当社エンジニアが急行して即日修理が完了します。一番困るのは利用客が管理者へ連絡できない場合で、これは店内に連絡先を明記、スピーディーに対応できる体制はぜひとも作っていただかなくてはなりません。

6.店内が一望できる安心感のあるお店

最近、主婦や若い女性がふえているので、店内の明るさ快適さには充分に考慮していきたいものです。外部から一望できて、一歩足を踏み入れたら店内をくまなく見渡せ、暗いところやデッドコーナーがないこと。窓は大きくとり、よく照明されたお店であること。それが安心感や信頼感にストレートにつながるわけです。

7.両替ができて小銭の心配がいらないお店

コインランドリーには本来コインは不可欠のもの。その場ですぐ両替ができる、またはいちいちコインを出し入れしなくても済む便利なカード方式のご提案も。多くのオーナーと利用客のご満足をいただいております。